ミズ記

ミズキです。ゲームが好きで主にゲームについて呟きます。どうぞよしなに😺

ゲーム日誌#4 アウラルと光の竜~Gathering light~

どうも、ミズキです。

今回はSteamでもフリーゲームでもなく、販売元はDLsiteからの紹介。

 

作品ページURLはこちら↓

www.dlsite.com

 

DLsiteって言えば普通のゲームなり音声作品なり、KENZENなゲームからFUKENZENなゲームも取り扱ってるサイトとしてまぁ有名所だとは思いますけども。

一応自分が書く記事は、今の所R-18及びR-18Gの内容があるゲームの紹介をする予定はないです。心変わりする事が無いとは言っていない。

直接的では無いちょっと(当社比)エッな内容がある位ならままえぇやろ(震え声)

 

 

いつもの事ながら紹介の前の前書きとしまして。すぐ上で言いましたがちょっとエッなゲームです、画像の紹介欄もちょっとFUKENZENなので注意。(ちょっと……?)

そんで今回めっさ長いです。色々書いてたらこうなっちゃった。

今回紹介するゲームは、近年やったゲームの中でもかなり上位に食い込む神ゲーでした。内容こそ人を選ぶが、RPGが好きならまず買って後悔はしない。

先に点数を言っておきますと100点満点中90点。お涙頂戴激熱展開の王道を往くストーリーではあるが、脚本も全体的に素晴らしい出来でしたね。

ちなみに後10点は何やねんって話としては、自分の性癖とは完全一致はしなかったといった点と、寄り道やクリア後要素が少な目かなぁと思った位。細かい事言わず雑に評価するなら100点でも良かったかなと。

 

前者はどうしようもないが、後者についてはまだ何かしらのアップデートで変わる事もあるやも知れないので評価点は変わるかも。と言うのも、このゲーム発売日が7月13日。この記事書いている時点で1ヶ月経った位の時点なので、今後にも期待したい。

 

このゲームで無くとも、製作者様の今後作る作品に関しても注目したいですね。

 

 

そしてここ大事なんですけど、今回紹介するゲームは前回の記事である

アウラルと光の竜~魔王病と古の秘宝~というフリーゲーム作品の有料製品版となっております。

作品URLはこちら↓

www.freem.ne.jp

 

 

そして前回書いた記事のリンクはこちらです↓。今回の記事を見るにあたってお手数ですが一読して頂けると分かる点が多いと思われます。まぁ見なくても大丈夫ですが、製品版のストーリーはこのフリーゲーム版のストーリーの前日譚となっているので読んで頂けるとより理解が深まると思われる。

 

mizukizero.hatenablog.com

なお本作とフリー版どっちからやればええかと言いますと、

勿論前作を先にプレイするのも良いですが、どちらかと言うと先に製品版をやる事を著者はオススメする。

それこそ前回の記事で記述したが、今作をやってないとちょっと首を傾げる点が多いからである。

 

 

現状公開されているバージョンでの100%クリアデータ。時間は40時間でした。

作者曰く本編(約25~35時間)+クリア後(約3~5時間)らしいのでギリ範囲内には収まったが遅い方かな。まぁ確かに基本的に推奨レベルを5~10程上回る感じだったので本編ボスとかも一部除き苦戦する事は無かった。

難易度はレベル上げなり装備なりをしっかり整えていればそこまで高くは無かったかなと。低レベルクリアとかも可能だしそこら辺は人による。

 

クリア時レベル。なお最大レベルは200です。
作者曰くクリア後の裏ラスボスの推奨レベルは150との事。

 

 

 

 

 

さて、いつもながら前書きが長くなってしまったが基本概要から。

 

 

 

 

 

基本概要

 

 

前作と同じくジャンルはハクスラダンジョン探索RPG

だが基本システムも前作より変更点が加わっている点が多く箇条書きすると、

  • 前作は拠点でしか出来なかった合成が常時出来る様に。なおアイテムだけでは無く武器防具の錬成もある。

 

  • 前作では戦闘勝利時に貰えたDP(ダンジョンポイント)で種族技等を覚えていたが、今作ではスキルツリーを採用。レベルアップ時に1貰えるのでそれで覚えていく。

 

  • スキット部屋の登場。前作の日記の進化系みたいな感じ。

本編の裏話や、笑える話やほっこりする話やちょっとホホーウ!な内容まで様々。

その他でも、色々と変更点が。

  • 運による宝箱のレア度変化は無くなった。ただし前作とは違い運が回復魔法の効果量に影響する様になり、序盤から中盤にかけての回復要員が割とシビアに。
  • 逃走成功率が100%に。なので最低戦闘回数クリアとかも出来る。
  • 上下移動だけで無く斜め移動が可能になった。

 

 

・ストーリー

その地には、とある伝説が語り継がれていた。
魔王の手により世界が闇に包まれし時、光輝く竜が舞い降り
魔王と相討ちし、闇を祓ったという。
ありきたりな伝説が語り継がれる地。戦いから千年目の「光竜祭」。
祭の噂を聞き、その地に一人の奇妙な魔物が訪れる。
これから起こる、伝説を巡る戦いに巻き込まれていくとも知らず――

 

作品ページより参照

 

最初にも軽く触れたがストーリーはとても王道です。ただ主要キャラの設定や掘り下げ等は非常に凝っており練られている。この辺は評価点で詳しく記述する。

 

ちなみに分けてしまいややこしくて申し訳ないがストーリーの下にこの様な説明文がある。

えっちなRPGに出てくるような、人外・モンスター娘達を中心に紡がれる
敢えて健全な、王道長RPG!

作品ページより参照

 

とある様に、主要キャラの殆どが人間ではないです。まぁ前回記事を読んでくれた方や製品ページリンクのサムネを見て察した方もおられるだろうが。

この手のジャンルのゲームはFUKENZENな物が多いが、このゲームはR-18では無いのでKENZENな作品となっております。

 

 

嘘です。R-18では無いだけで内容は結構性癖壊れちゃ^~うな作品です。

有罪。モン娘はいいぞ。

内容を選ぶって言った要因はまぁ大体がここら辺か。

 

 

・基本的な進め方

 

 

ワールドマップから選択して進んでいく。後編になると乗り物が解放され自由にワールドマップを動き回れる様にもなる。

後編になると何個か寄り道要素やサブイベントがあるが、それまでは基本的に最初から最後まで一本道。

本編とは関係ないチャレンジボスは存在するが、全体的に寄り道要素は薄め。

 

 

・戦闘関係

 

なおこの4体は著者のレギュラーメンツである。


基本的な内容はほぼ前作と同じで4体パーティーで戦闘を進める。

こちらも前作と主に違う点が多いので箇条書きすると、

  • 並べ替えが本編の時点で可能である。
  • TPの溜まり方が与ダメージと被ダメージに応じて増えるのでは無くなっており、基本的には攻撃を命中させる、防御する、ターンを終了する、ダメージを受ける事により規定値増える。初期値は4で最大20。
  • 前作より魔法石の装備枠が1減り装飾品の装備品枠が1増えた。
  • FS(ファストスキル)が追加。内容としては前作からある敏速値に関係なく先制行動する技だが、凡庸的な物も大幅に増えた。
  • 前作における奥義はTPが溜まれば発動出来ていたが、本作は奥義ゲージという要素が追加。こちらも様々な条件で増えるが大体は奥義を撃つのに最大値の100必要であり、前作みたく奥義の連発は不可能になった。

 

前作より種族技の重要性が増し、TPの管理がよりシビアになった。

とりあえず殴ってTP溜めて被弾した分のTPも合わせて技を撃っていた前作とは違い、適当に技を撃ってると大事な時に限ってTPが足りないって状況に陥りやすい。

すぐ下で後述するが特に攻めの要であるグレンの性質も相まって戦略性が非常に増した。

 

逆に規定値になった事で自分通りの戦法を立てやすくなり、パーティー編成にも自由度が増して戦闘はシンプルながらも非常に奥深い物に。

 

 

 

 

 

 

 

 

・キャラ紹介

評価点に移る前に長くなるが、前記事よりも詳しくキャラクター面、戦闘面について紹介をしていきたい。戦闘システムの理解や評価点にも大きく関わってくるので大事な点である。

戦闘面では私見だが実際プレイして頂ける方へのアドバイスなりを書いておくので、参考になれば。それ以外の方は読み飛ばして頂ければと。

 

 

・グレン(人間)

・キャラとして

基本的にはツッコミ役である。縁の下の力持ち。

後日譚でもちょい顔見せをしたが、本作ではしっかり主人公をしている。

パーティー内唯一の人間枠。とある事情でアウラルと出会い、そこからモン娘パーティーを完成させながら旅を続けていく事となる。

 

騎士団に所属しており、火水風土の4属性の魔法剣を扱う事が出来る魔法剣士。騎士という事もあり基本真面目で、騎士としての誇りはちゃんと持っている。

世界情勢やモンスターの事情に関しても詳しい方だが、それでも一般的な人間の感性の持ち主なのでモン娘達の生態には度々驚かされる事となる。

過去のとある件から種族の偏見は一般人より低め(無い訳ではない)で、皮肉家な所や少々セレやマリーネに対して当たりが強かったりするがどんな種族にでも歩みろうとする精神を持った優しい人間である。良くも悪くも自由奔放なモン娘達に胃を痛めるシーンが多い。このゲームやれば分かると思うが正直ハーレムEDあっても許される位良い奴。終始株が下がる事を知らない主人公の鑑。

 

なおモン娘達に対して色々思う事はある模様だが、決して「そういう目」では見ない様にしているらしく全体的に良好な関係を築いていく。メンタル強過ぎかよ。

本人がそう思う事は無い様子なのでハーレムでは無いが、パーティーからの好感度はかなり高め。うらやまけしからん

 

 

・戦闘面

作者曰くモン娘達に出番が取られそう的な存在になりそうだった、らしいが……

そんな事は1mmも無い。最初から最後まで雑魚からボスまで攻撃の要。騎士らしく地味に回復、味方をかばうをデフォルト所持しているのも大きく、戦力が整うまでは回復要員も盾もマルチにこなす事になるが、

 

下記画像のリンクチェインという技が強過ぎる。これを上手く使わない使うでかなりこのゲームの難易度が変わってくると言っても過言では無い。

これを簡単に説明すると、リンクチェインで火を選択している場合他の味方が火属性攻撃をしたら追撃。グレンの行動を含めると1人で1ターン最大5回殴る。当然バフやクリティカルも乗るので上手くパターン入ると敵のHPをゴリゴリ削っていく。

 

これと魔法剣の存在が圧倒的に存在感を高めている。

魔印というのは属性付与で、これにより味方に属性付与をしてその属性に合わせてリンクチェインをするのが基本戦術となる。なお属性武器にも反応するので武器の属性を合わせるのも良い。

設定として4属性の魔法剣が扱えるとあったが戦闘面でもしっかり火水風土の魔法剣が使え、雑魚からボスまでこなせる縁の下の力持ちから痒い所に手が届く存在として存在を確立させていく。

 

前の記事でクリティカルが強いという話をしたが、今作でもそれは変わらない。

やはりクリティカルの重要性が大きく、リンクチェインの火力を底上げする為にも会心率や攻撃力を盛ると良い。

 

弱点を述べるなら奥義を除き全体攻撃が存在しないので対複数に対して少しキツイ面があるが、そんな時は大人しくチェンジしたり全体攻撃を持つキャラに魔印を付与したりデバフを掛けたりしよう。そして先述したがボス戦では間違いなく要となる。

スキルツリーは魔印関係、リンクチェインの強化等を優先するのがオススメ。

 

 

 

アウラル(アルウラネ)

・キャラとして

主人公その2。基本的に礼儀正しく、幅広く知識も豊富。凄腕剣使いの隻腕のおばちゃんアルウラネ商人とか属性過多過ぎる。

本編以前より商人として旅をしておりとある理由で本作の舞台にやって来た。そこでグレンと、セレと出会い大きく人生が変わる事となる。

自称おばちゃんというだけあってそれなりの経験を積んでおり、とても優しく困ってる存在はほっとけないお人好し。良識人なのでツッコミ役もするが番長はグレンに譲る。

ストーリー面ではグレンより間違いなく主人公ムーブしているが、アルウラネです。

前記事の方でチラッと記述したが、両性との事。なので男も女も好きになるし男同士、女同士の会話も理解出来るしどっちでもイケルらしい。百合……?

後半かなり重い展開が続く中彼女の過去も色々と明かされる事になるが、見入ってしまう中々深いストーリーなので是非プレイして君の目で確かめてみてくれ!(某攻略本)

 

 

・戦闘面

剣から魔法からサポートまで幅広く揃う。特にサポート技が非常に強力で、全体攻撃もあるので雑魚もこなせるがどちらかと言うとボス戦向けか。

奥義が強力なのは前作より変わらずだが、今作は奥義が連発出来なくなっているので評価的には若干落ちた。とは言え主人公らしき万能さは健在。

 

スキルツリーとしては真っ先にテンタクルパリィ等のサポートを覚え、その後攻撃技を覚えさせると良き。

 

 

 

・セレ(ドラゴン?)

・キャラとして

主人公その3。凄い子なんですけどアホの子枠です。主にグレンと沢山漫才をしてくれる。

ネタバレになるので詳細は伏せるが、今作のキーキャラ。のじゃのじゃ。

嘘は付けない素直でアホの子です。しかしその真っ直ぐさが誰かの光となるのやも知れない。

ただ性格はとても子供っぽい。精神年齢はお子様。

 

尊大な態度を取る事も多いが、現代の様々な事象に困惑する場面も多い。

前記事でも記述したが、性別は不明。アウラルとはかなり特殊なご関係に。

 

 

・戦闘面

攻撃面において事欠けない。最初から最後まで通用する火力と万能スキルで基本レギュラーにしておけば活躍の場を選ばない。

アウラル以上に大体何でもこなせるが、作中でも語られる様に防御面でかなり不安が残り良く床ペロをする事になる。序盤は特に脆いのでグレンでしっかりかばってあげよう。

もう守りは捨てて火力全一に振り切るのも悪くは無い。ちなみに魔力型にするのがオススメ。

 

スキルツリーはとりあえずパッシブのステータスアップでも良いが、奥義がかなり強力なので奥義優先でも良い。ティンクルレインを全体化出来る様になると回復役も可能となるのでオススメである。

 

 

 

・ウルヴェ(ワーウルフ

・キャラとして

 

生粋の森住みワーウルフであり、その性質は作中でも良く語られる。つかかなり有能。

心優しいワーウルフで、主人公達との出会い話も彼女の性格の良さが良く分かる。

真面目で基本誰にでも敬語のわんこ。後日譚の方でもそうだったが犬扱いされる事に思う事はあってもまんざらでも無かったりする。

 

年齢の割に性に関しての興味が無いと言うか自分がどう見られているかは全く気にしていないご様子。

彼女が直接関わっていた訳では無いが、実はグレンとはかなり深い関係性があったりする。

 

 

・戦闘面

圧倒的敏速型アタッカー。そして手数と会心で破壊する。

本作でのクリティカルの重要性はグレンの方で説いたが、グレンよりも重きを置きたい。

会心率を盛り双刃を覚えたらグレンの魔印&リンクチェインと組み合わせるとこのゲームの大半は破壊出来る。防御が固い相手は苦手……の様で案外そうでもない。

ただクリティカル寄りにするとどうしてもかなり紙装甲になるので、かばうなりのカバーを事を忘れずに。

 

スキルツリーは双刃、パッシブで攻撃面を盛るのも良いが使い勝手の良い技も多数覚えるのでそっち先に覚えるのも良き。ちなみに双刃を覚えると奥義をダントツで撃ちやすくなるので奥義もなるべく早めに覚えさせたい。

 

 

 

・シェニ(マイコニド)

・キャラとして

純粋な子供らしさが目立つが、案外世間上手と言うかしたたかな面もあったり。

きのこ。きのこはきのこでも凄いきのこらしいが……?
出会い頭の一件がありそれなり険悪だったグレンとの関係性の偏移が良く描かれていくのがポイント。

かわいい(直球)

前作でも今作でもダントツの運のステータスの持ち主だが、どうやら戦闘面だけの話では
無いらしく……?

 

・戦闘面

状態異常でかき回すデバッファー。システム面の変化の文で記述したが、運が宝箱のレアリティに関係しなくなったので有用性が減った……という事は全く無く。

前作では少々微妙な判定であったが、今作では状態異常が効く相手が多く運を盛るだけでボス戦においても雑魚戦でも使おうと思えば使える様になり猛威を振るう場面では極めて輝く。無論効かない相手には出番が回りにくいが、それでも前作より圧倒的に使い勝手が増した。

なおてんぷるぱのレパートリーも増えている。

 

スキルツリーはとにかく状態異常、後は運を高めると良い。てんぷるぱを使っていきたいなら当たり枠が出やすくなるスキルも会得したい。

 

 

 

・プリュン(スライム……?)

・キャラとして

基本的には良い意味で頭お花畑スライム娘。だがとにかく良い子。好きになっちゃう。

言動こそかなり幼いが何故かやけに人間界の知識にも明るかったり魔法に関しても詳しい等謎が多い。

彼女の正体が明かされるストーリーは今作1のお涙頂戴胸熱ストーリー。涙腺弱い方はティッシュなりの準備をしておこう。そしてこの子の事がもっと好きになる。

 

スライムはスライムでも一般的なスライムとは違う様で……?

・戦闘面

前作引き続きヒーラーとしての立場は揺るがない。攻撃面と耐性面に強化が入りかなり使いやすくなったが、TP仕様の変更で流石に前作の様な毎ターン圧倒的回復という事は少々難しくなった。

しかし攻撃面の強化が大きく、何と専用装備除き殆ど全ての装備を装備可能。なので装備次第では攻撃にも回れる。

とは言え魔力型にビルドしてあげるのがオススメだが、普通に火力も出せる様に。

終盤になり敵の攻撃も厳しい物となってくるとピンチヒッターとして活躍する場面が増えてくる。状態異常と魔法防御に弱いので装備で固めて回復に専念させてあげたい。

 

スキルツリーは先に回復メインでやった方が吉。攻撃面は後で良い。

 

 

 

・メルーザ(リザードマン)

・キャラとして

戦闘面ではガッチガチの戦士だが、生活面ではみんなのお母さん。生真面目ではあるが時折中々お茶目な面があったりもする。

事情があり放浪をしていたリザードマン。グレン達との出会いこそ中々難産な物だったが、後々戦闘面でも生活面でも欠かせない存在となっていく。

彼女のストーリーも中々深い物がある。

 

一枚絵が無かったのでカットインを。うおでっか……

作中でも多々指摘されるがデカい。何がとは言わないが。

本人も気にしているらしい。

 

 

・戦闘面

恐らく前作より最も強化されたキャラ。前作での火力の残念さはどこへやら、今作では属性相性こそあれどそれなり火力も出せる様になり、タンカーとしての強みもしっかりと強化され生命線となる。後半のチャレンジボスは恐らく居ないと攻略難易度が爆上がりする位メイン盾としての存在は圧倒的。流石ナイト格が違った。

 

TPの仕様変更の恩恵をかなり受けており、グレンが攻めの要ならこちらは守りの要。耐久面に不安が残るキャラ達の盾として守護神っぷりを堪能しよう。

装備をしっかり固め、HP再生(リジェネ)等バフを掛けて援護してあげれば大体は何とかしてくれる。

 

スキルツリーはやはり攻めよりかは守りの方を優先したい。

 

 

 

・テテピ(ハーピー

・キャラとして

ドジっ子ほんわか訛り巫女ハーピーと属性過多。お歌がとても上手い。

普段人間が会える事はまず無いというハーピーの様だが、グレン達とはホントひょんなことから出会う事となる。

ぴよぴよお花畑な頭をしているらしいが、人懐っこく明るい性格。アイドル。

 

どうやらハーピーはそれなり性欲旺盛らしい。後画像だと対比で小さく見えるが普通にあります。何がとは言わんけど。

果てしなくどうでも良いが個人的にパーティー中1番このカットインが性癖に刺さる。

 

・戦闘面

歌を歌いバフを掛けるサポーターとしての立ち位置は前作と変わらない。だが今作では歌の種類も増え攻撃面での強化も入った。魔法を扱わせてもそれなり火力は出せるが、

輝くのはやはりボス等の長期戦か。面倒な雑魚戦でも軽く歌わせて誰かにチェンジさせるだけでも良い働きをしてくれる。特にHP回復とTP回復の存在が大きく、盾役のメルーザとTP管理がシビアなグレンと大変相性が良い

装備面が少し貧弱で、戦闘不能になると立て直しが難しいのでメルーザや装飾品でカバーしたい。

 

スキルツリーは歌が最優先。攻撃面は後で良い。

 

 

 

・マリーネサキュバス

・キャラとして

サキュバスらしくソレ欲に大変フリーダム。ただ前作と違いグレンが居るのでグレンに対して全力でちょっかいを掛ける。

サキュバスおねいさん。純粋なプリュンやシェニに対していらない入れ知恵をしない様にメルーザから監視されたりグレンにあしらわれたりと少し散々な目に逢う事もあるが、

大人の女性らしくアウラルとは違った形で芯がしっかりとしており作中で精神面では一番大人である。

魔族という事もあり忌み嫌われる事もあれど、作中でも何度もパーティーの危機を救ったり重要な役を務める事にもなる。仲間になるのがストーリー後半という事もあり出番が多かった気がする。

性に対してフリーダム過ぎる事を除けば大変面倒見の良いおねいさんである。

つかグレン凄くね???????お前の心オリハルコンででも出来とるんか。

 

 

・戦闘面

セレ同様攻撃型だが、サポート技も多く覚える。

仲間になる頃の敵が闇属性が耐性持ちがやけに多く不遇な点が否めなかったが、元のスペックはかなり高めなので多少装備を魔力特化にしてやるだけで十分他属性でも火力を出せる。

状況にはよるがセレより火力を出せる位強くはあるが、MPやTPの消費が重い等扱いがかなりピーキーであり運用が難しい。テテピの歌やグレンのリンクチェイン等で火力も底上げしたい。

 

スキルツリーは攻撃とサポートどちらか単一で進めた方が良い。

 

 

 

 

 

 

長くなったがメインのメンツ紹介はこんな所。評価点でも書くけど本当にキャラが皆魅力なんだなこれが。

 

以下評価点及び気になった点。まぁ最初に述べた通り神ゲーだったので評価点が多いです。

 

 

 

評価点

 

・前作と比べて戦闘面の進化具合

状態異常、バフやデバフ、HP、MP、TP制の基本的なシステムこそ踏襲しているものの、それら全てをより深くブラッシュアップさせ荒かった点を修正し、主TPに関しての変更や奥義ゲージ等の追加により前作とはまず別次元の面白さがある。

雑魚戦でも基本ダレる事が無く、レベルもそれなり上がりやすいのでテンポも良い。

 

演出のパワーアップが著しく、基本概要の方で画像を上げたがサイドビュー(昔のFFみたいな感じ)になり、前作の無難な表記では無くSDキャラが動く形になった。

 

戦闘結果の画面が重なり分かりにくいが、その裏でちゃんと皆戦闘勝利のポーズを取っている。個性が出ており細かい。


種族技に関してもとても良く動き、ちゃんと皆異種族であるという事を分からされる動きをして楽しませてくれる。

なお、奥義を撃つとカットインが入る様に。個人的にカットインかなり好きなのでさり気なく結構嬉しい。勿論全員分ちゃんとあります。

主人公のグレンくんのカットイン。頼りになるイケメンでかっこいいッス。

全く種族が違うパーティーメンツ9人の表情差分等の基本的な物に戦闘グラフィック、そして50人以上の専用グラフィック。前作よろしく作者が書いている様で、作業量は計り知れない。

 

 

 

・大変作り込まれた世界観、キャラ設定

世界観こそ一般的なファンタジーとそこまで大差があるという訳では無いが、しっかり細部まで描かれており尚且つ分かりやすく矛盾点等に首を傾げる点は無かった。

 

ネタバレになってしまうのであまり深くは書かないが、パーティーメンツも全体的に壮絶な人生を送っており、19歳の若いグレンでさえ中々辛い物がある。お前ら重いんだよ……(過去)

種族間での争いや人間の醜さが良く分かる暗い話も結構あります。つか大半それ。

だが皆そんな過去を乗り越え、なおかつ過ちを繰り返させない為にモンスター達が生き辛い世界を歩き渡っていき、そしていつしか世界も伝説をも塗り替えていく。

 

ストーリーこそ王道であるものの、ここまで深い善悪だけで語れない素晴らしいストーリーは感嘆の声を上げざるを得ない。

そしてアウラルとセレとの関係、グレンがモン娘達の関係性を築いていく様、プリュンの話等。ストーリーの評価が非常に高い。

この感動は実際にやってみて読んで頂きたいものである。

 

 

 

・ユーザーフレンドリー性の高さ

本作では取り逃し要素といった物は存在しない様な物であり、後編になるが過去の期間限定ダンジョンのエネミーとも戦わせてくれるのでエネミー図鑑のコンプリートも難しくはない。つか普通にやってればコンプリート出来る。

アイテム図鑑に関してはランダム宝箱の存在があるので簡単とはいかないが、クリア後になるが金を払って集める事が出来る要素があるので楽な部類である。

 

少しプレイに時間を空けても過去のあらすじや次の目標がしっかりと分かる様になっており、チュートリアルも豊富で大変親切。

これは他のゲームでもやってくれている事も多いが、その中でも一際親切心を感じるフレンドリーな設計である。

 

 

 

 

気になった点

 

・寄り道、クリア後要素が薄い

基本的にストーリーは一本道な為、

1つのダンジョンに対して敵数があまり存在しておらず、そしてランダム宝箱もストーリーが進めば進む程中身が良くなっていくので過去に行ったダンジョンをもう1回……といった事はほぼ無かった。一部チャレンジボスの為にもう一度潜った位。

 

サブイベントと言える物もほぼ存在せず、サブイベントかな?って思ったら普通にメインストーリーに関係する物だったのが殆どだった。

クリア後要素もかなりあっさりしており、後日談的な物は見受けられず。裏ラスボスは確かに強かったが、前作裏ラスボスの鬼畜さを知っている身としてはこんな物かとなった。

 

まぁサブイベントはともかく、クリア後要素やその辺は今後加わる可能性もあるので、期待したい所。もっとムフフなイベント作ってもええんやで。

 

 

 

総評

 

ストーリー、戦闘面の出来の良さ。全体的に高水準なクオリティはRPGが好きな者なら買った事を後悔させる事は無いと思われる。

まだ公開されて間もない為バグ等も存在するが(著者は1つ遭遇したが、修正済み)問題点らしき物も無い。

この作品のアップデートもそうだが、製作者様の今後の作品展開にも期待が出来る一作である。

 

自分の中では特にストーリーの評価が高い。是非ともプレイしてこの感動を味わって頂きたい。

文字数的にもかなり長くなったがこれだけの記事を書きたくなると思える位のゲームだったって事です。

 

では読んでくれた方に感謝してレビューを終わろうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下恒例のおまけコーナー。ホント今更だがネタバレ注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ1 最初に述べていた性癖の不一致の理由はここ。これは個人の問題なので決して問題点では無いです。

これは何と表現すれば……?愛のカタチは色々ありますねぇ。
申し訳無いが著者にはあまり刺さりませんでした。未熟です……

 

 

 

おまけ2 グレンの好みは……?

作中ではグレンはパーティーメンツにそういった感情を抱く事は無かった様だが、何ととんでもないダークホースが居たりする。

 

パーティーメンツでは無いが何とメインヒロインが。この御方も大変叡智で素晴らしいし最高なんですけどパーティーメンツからの好感度はかなり高かったと思うしグレンハーレムED作ってくれたらめっちゃ嬉しいです作者様。妄想の産物にしておけって事ですかね。

 

おわり。