ミズ記

ミズキです。ゲームが好きで主にゲームについて呟きます。どうぞよしなに😺

フリーゲーム日誌#2 アウラルと光の竜~魔王病と古の秘宝~

どうも、暑さで絶賛ダウンしてるミズキです。

今回はフリーゲームからの紹介。

 

www.freem.ne.jp

 

概要始める前に少しだけ。

この作品、このゲーム制作した作者が7/13日に発売した「アウラルと光の竜~Gathering Light~」という作品の前日譚になります。

作品ページURL↓

www.dlsite.com

 

と言うのも、このゲームのストーリー自体話がやけにサクサク進んで誰だお前は!?ってのが説明無く進んだりそんな設定知らぬが、話が違うってのが突然出て来るから追憶編というかそういう形で振り返るのかなって思ってはいたがまさか別ゲーとして存在しているとは。

 

自分はこのゲーム見付けてやったのは良いものの上記の存在は知らず、このゲームクリア後に作者について調べてたらこの作品制作中!という話を聞きましてね。

そんでいつなんだろって見たら2024年夏。って事は近々かな?と思って調べたらもう発売されとるやん!どないしてくれんのこれ?

 

そんなノリでした。なお本作とても気に入りましたので購入しましたとさ。

まだこの記事書いている時はプレイはしてないです。つかこの記事書きながらダウンロードしてました。

 

なお次の記事は前日譚の方になるかと思います。

 

 

まぁそんなお話はさておき、本作の紹介へ。

 


本作はハクスラ型ダンジョン探索RPG。システム自体はかなりシンプル。その手のゲームやった事あるならまぁ簡単に理解出来る。

 

ハクスラという事で、まぁ目当ての物と言うか強い装備を求めて探索するのが主となるであろうが、

パーティー全員の運のステータスの合計値が高い程レアな物が出やすくなるというシステムになっており、装備で運を高めれば割とスラスラ強い装備を入手出来たりする。

なので運の要素を上手く使えば割と短時間でサクサク進められる。まぁ結局はステータスとしての運では無くプレイヤーのリアルラックなのでそこは何とも。

 

 

 

プレイ時間はクリア後要素全部含め一番強いボス倒した後の結果で17時間。

さっきも言ったけどこれはかなりプレイヤーによってクリア時間が前後すると思われる。作者曰く多くて13時間?位の予想らしいので俺は時間掛かったね。

 

難易度は一部除き易し目な方。しかしクリア後ダンジョンの敵や一部ボスはギミックを所持しているので、それを踏まえて編成を組む必要がある。

評価としては100点中88点。ストレスも無く楽しめました。

 

 

基本概要

 

あらすじ(前日譚ありきの話になるので簡素に)

前日譚から1年後の話で、魔王病というやべー病気に掛かったエリスという少女の為に、入手すると願いが叶うとされる宝を求めアウラル達が奔走するお話。

 

なお魔王病とは年齢を重ねると同時に体が変異していき、15歳になったら暴走して魔王と化すやべー病気。

前日譚にて魔王が遺した負の遺産とされている。

 

メインとなる進め方

 

何層かに分かれたダンジョンを1つクリアする毎にまた新たなダンジョンが解放されるシステム。推奨レベルこそあれど装備や編成によっては簡単にもなるし逆も然り。

先述したが全体的ににそんな頻繁に編成を変えないといけない程の難易度では無い。

 

 

左の画像が拠点、右がワールドマップ

基本的に拠点から選んで進む感じとなる。道具屋はいらん物引き取ってくれたりアイテムを購入出来るが、本作はアイテムもどしどし宝箱から入手可能なので正直買う程では無い。実際自分も最後までほぼ利用しなかった。

酒場では本作において有用な知識を教えてくれる輩がチラホラと。1つダンジョンをクリアしたら訪れて話を聞くだけで良い。

 

 

なお道具屋では運のステータスを下げるアクセサリーが売ってある。

先述したがパーティー全員の運が高ければ高い程宝箱の中身が良い物に変化しやすくなる。じゃあこれ何の為にあるんスか?って言うと、アイテムコンプリートの為ですねハイ。マニアの方々はこれで運を調整して頑張りませう。

 

 

 

拠点では戦闘勝利や宝箱からも入手出来るDP(ダンジョンポイント)を振り分ける事により技等を覚える事が出来る。



 

戦闘に関して

特に変わったシステムは無く非常にシンプル

ラスボスまでは4人で編成を組んで潜る。クリア後のダンジョンは戦闘中に入れ替えが出来る様になり、戦闘自体も熾烈となる。

 

特に言う事は無いが、固有技でのやり取りがメインとなるのでTP(攻撃や被弾で増える)の確保が大事になるか。

 

 

 

 

キャラクターについて

 

今作では戦闘可能キャラクターが多く、皆性能面でも、ストーリー面でもそれぞれしっかりと個性豊かに描かれている。

一部キャラ格差……と思う所もまぁあれど、全体的に調整はしっかりとされており、別に誰を使っても戦えるし装備さえ整えれば初期編成でもクリアは可能。

ここら辺は評価点の方でも記述する。

 

長くなるが、全員を少し紹介する。なお紹介が遅れたが(タイトル画像で気が付いた人もおるであろう)今作の主要キャラ達は全員魅力的なモン娘達です。モン娘はいいぞ。

 

 

アウラ

主人公その1。おばちゃんアルウラネとか珍しいタイプ。バブみが深い。

扱い的にメイン主人公で良いかなと。おばちゃん自称するだけあって結構年齢はいってるそう。頼りがいある人をダメにするとても優しいおばちゃん。ママって呼んでいいですか

世界を旅する商人でもあり、口達者で思慮深い知識人でもある。

 

性能的には万能型で、物理魔法どっちもいけるが物理型の方がオススメ。

主人公枠というのもあり固有スキルが揃って来るとかなり強く裏ダンジョンとか裏ラスボスではほぼ必須ではなかろうか。

属性は土。

 

 

セレ

のじゃ系ドラゴン。おつむが少々弱い食いしん坊ドラゴン。

扱い的に主人公2。アホの子だが正体はスゲーやつだったりする。

アウラルとは長い付き合いだそう。

 

性能としては攻撃特化の名に恥じず攻撃性能が高い。

物理魔法どちらも良く伸びるが今作は魔法が強いので魔法型に育てると良い、しかし技としては攻撃のステータスも影響される物が多いので可能ならばそちらも伸ばしたい。

回復やマジックバリア持ちでもあり出来る事がとても多い有能さも特徴。

 

自分は最後までスタメンでした。攻撃こそ最大の何とやら。

属性は光。

 

 

プリュン

スライム娘。年齢的にはかなり幼い様だが何と言うか……エッ

言動的にも一番幼い感じか。とても良い子である。

パパって呼んでくれてもええんやで

 

ヒーラー特化。物理には強いが魔法には弱いので防御はしっかり固めたい。
基本的にスタメンにして良い。回復がMPでは無くTPで行えるので、ボス戦等耐久戦での適正が非常に高い。つか居ないと大体困る。

属性は水。

 

 

ウルヴェ

真面目系ワーウルフ。でも本作での扱いは完全にわんこ。

常敬語なお真面目さん。誰にでも優しい。

はいてません(重要)

 

完全な敏速型のキャラで、技も敏速の値が影響する物があったりととにかく早さを求めると〇。紹介の通りアイテム役としての適正もあるが、正直アイテム使ってる暇あるなら殴った方が吉。

本作屈指の強キャラ。装備品で会心率を非常に盛りやすいのと技としてHit数が多い技を多く持つのが特徴。今作は会心ダメージが通常の3倍と非常に強い。

赤い機体の情けない奴もびっくり

 

なので今作のシステムの恩恵を最も得ており、序盤でも普通に強いが装備が揃って来る中盤以降からの活躍度が凄い。圧倒的クリティカルと暴力で破壊出来る。

とは言え属性の問題もあるので全部が全部破壊出来る訳でも無い、過信は禁物。しんどくなったら大人しく編成を変えよう。自分はほぼスタメンでした。

属性は風。

 

 

マリーネ

サキュバスおねいさん。意外と良識人である。

淫魔であり、本作においてのお色気枠ではあれどパーティーが全体的にそっち系統・・・・・のお話に疎いのであまりそういった話はせず、ある程度の場はしっかり弁える。同時に頼れるおねいさんである。

 

魔力特化型ではあるが、少々技に癖があり使い勝手で言えばセレの方が上回る。

使わないのであれば扱いは雑だが回復魔法を扱わせてプリュンのMPやアイテムを温存させる運用をすると良い。

属性は闇。

 

 

メルーザ

メイン盾リザードマン。女子力がかなり高め。

物静かなリザードナイト。読書が好きで料理が得意らしい。

常冷静で大人な雰囲気漂う女性。

 

なお本作のグラフィックだと目立たないが、前日譚の方でのグラフィックはかなり凄い。何がとは言わないが。

 

性能としてはタンカーではあるが、扱いが難しい。

HPや防御力は高いが圧倒的、という程でも無く魔法は普通に通るし攻撃性能はほぼ無いに等しいのでボス戦においてプリュンやセレをかばうのがメインか。

2ターン全ダメージ無効という中々にごっつい技をお持ちであり、これを上手く使えるかが全て。TPの確保を優先しておくと咄嗟のピンチカバーやとどめの後押し等幅広く使える。

属性は火。

 

 

・テテピ

関西弁はんなりおっとり巫女ハーピー。要素てんこ盛り過ぎだろ……

歌姫癒し枠。男を勘違いさせるコンテスト優勝出来るかわいさ持ち。

私の歌を、聞け~ッ!

 

性能はサポート特化で、ターン終了時にHPやMPを回復するバフや魔法反射等中々唯一無二の性能を持っており、主に長期戦でその価値を発揮する。

魔力も高いので魔法型にしても良いが、耐久や敏速を盛ってサポート特化にしてやる方が良いと思われる。

属性は風。

 

 

・シェニ

本作1のじゃじゃ馬性能持ち。後キノコ姫らしい。

年齢的にはプリュンよりかは上だがまだ幼く、悪い意味では無く無邪気さや子供らしさが目立つ。以外と現代の流行りや遊びに関しては詳しいご様子。

 

性能はかなり特殊であり、全キャラ1の運のステータスを持っており、本作のハクスラのシステムとは相性がとても良い。ある程度運を盛ればかなりの確率で宝箱がレアになる。

終盤のレベルになると装備にもよるが逆にレアしか出なくなる程である。

 

全体的なステータスは低めだが、状態異常の使い手でもあり雑魚からボスでも活躍の幅は広かったりする。相手にもよるが完封出来たりもする。

運のステータスは状態異常の付与率にも影響するのでとにかく運を高めたい。

 

なお技として、本編クリア後になるがてんぷるぱ(逆読みすると……)という言わばギャンブル技を覚える。

耐性を持っており本来は無効な相手に問答無用でデバフや状態異常を押し付けたり、全体の行動回数+1等アタリの物からパーティーが壊滅する様な効果もある。

どうやらこれにも運のステータスが影響する模様だが、あまり当てにしないのが吉。

まぁ自分はボス戦でこういう技使うの嫌いじゃないし寧ろ好きな民ですが

属性は土。

 

 

・エリス

紹介文が無いので戦闘画像から。本作のキーキャラとなる少女(?)である。

魔王病とやらに掛かったアウラル達が助けようとした少女。

クリア後となるが戦闘メンバーに加わる。

 

何でバニースーツ?って思ったそこのアナタ!俺もだ。

らしい。


大人し目で、少々引っ込み思案な所があるがとても心優しい少女。

元々は活発な少女だったが、魔法の才能があり国からスカウトされた。

両親から引き離され過ごしていたが、魔王病に侵されている事が判明し、魔王病の進行を止める為に500年も時を止められていたというハード過ぎる人生を歩んできた悲しき過去を持つ存在でもある。合法ロリババアとか言った奴表出ろ、俺です

 

性能としては魔法特化であるが、ステータス的にはセレには及ばない。

しかし全属性の攻撃魔法を最初から所持しており自前でバフやサポートまで可能。どこでもマルチに活躍出来るが、敵を2ターン完全停止させるタイムストップが何より特徴。メルーザの技と組みわせると4ターン程味方が自由に動けるので活用したい。

 

 

 

 

 

ここまで長くなったが以下評価点気になった点等。

 

評価点

 

ハクスラとしての楽しさ

ハクスラという要素はそれがあると多少ゲーム性が荒くても中毒性が生まれ、ある程度は面白くはなるズルい要素ではあるが、ありふれてこそいるので独自性が求められる物でもある。

 

本作は運によって変わるシステムとなり、それのお陰で今居るダンジョンの次のダンジョンにある様な装備を入手出来たりも可能である。

これにより戦闘面では安定性に欠けるがシェニを入れたり、装備品も運寄りにしてハクスラを全力で楽しむ形にするのか。

それともある程度装備が揃ったら大人しく今持てる最強装備で何とか突き進んでみるのか。

そこの所どう考えるかによって進むスピードがかなり変わってくるゲーム性は、中々良い調整だと思いました。

 

 

キャラ格差

戦闘面だけの性能だけで言うのであれば変わってくるが、総合してキャラ格差はまぁあまり無いと言える。誰を使っても良いバランス調整はこのゲームの難易度を上手く表している。

 

グラフィック面もどうやら作者が1人で書いているご様子。大変魅力的なキャラクター達、ストーリー面でもちゃんとそれが描かれており、この記事を書き終わったらやるであろう前日譚が楽しみである。

 

 

ボリューム、及び難易度バランスの丁度良さ

本編は割とサクサク進め、本編クリア後から出来る事がそれなり増えて楽しめる。

だがクリア後ダンジョンはそれ程長いという訳では無く、主につよつよ装備求めて潜るのがメインとなる。

ボスは今までとは格が違っており、ちゃんと編成や装備を考えないとボコボコにされる難易度。

雑に作られた敵はあまりおらず、裏ボス除きレベルデザインはしっかりとしている。

 

 

気になった点

 

ストーリー面においての演出

本作において大分キーとなる魔王という存在が敵として現れるが、思ってた数倍簡素に描かれて、あっさり退場する。

しかもどれだけこちらが弱かろうと負ける事が無いイベント戦である。展開こそ燃える物であったが、いかんせんかませ犬感が凄かった。

 

 

裏ボス

裏ボスの強さが規格外過ぎる、それまでクリアしたメンツで、レベルカンスト、かつ最強装備と思われる装備で挑んでも討伐には時間も掛かるしかなり運が絡む。

まぁこれは作者がチャレンジ目的でわざと強く固く設定したの事なので、不満と取るのは少々お門違いか。

 

 

 

 

総評

 

ハクスラ含み完成度はかなり高い。設定もちゃんと作り込まれたキャラクター達は非常に魅力的であり、絡みも微笑ましい。

気になった点もまぁ特にどうでも良い寄りの物なので、ほぼ無しと言っていい。

強いていうならボリューム不足とは言わないがもう少し何か欲しかったかなぁ位であるか。

 

是非本作と同時に前日譚の方もプレイして頂きたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

 

 

 

前日譚の方では主人公を務め、本作でもプチ顔出しするグレンくん。いいやつ。

前日譚では本作でのパーティーメンツと旅をしていたらしく、それが描かれる。

……モン娘ハーレム、ってコト!?

 

前日譚の方、年齢制限があるゲームでは無いが、

作品ページ見たらすぐ分かる程大分エッなグラフィックをしている。紳士諸君はプレイ、しよう!(提案)

健全なゲームらしいです。性癖壊れる^~

 

 

アウラルは自分をおばちゃんと言ってるが年齢は50歳位で、パーティー内だけで言うなら上の方だがそこまででも無いらしい。

 

・キャラ設定曰くアウラルは両性であり、セレとプリュンは性別不明。モン娘では無いかも知れなかったり。

 

 

セレよ、一番下はやめておけ

死人が出るぞ

 

行けーッ!俺のトムキャットレッドビートル!