どうも、タイトルの作品が発売と聞いてから未だ興奮冷めずなミズキです。
本来ならこの記事はお盆の時期位に書くつもりだったんだけどもゲームにお出掛けにやりたい事やってたら一瞬で休み終わっちゃった。贅沢言ってる自覚はあるけどとてもじゃないが1週間ちょいじゃ足りんてホンマ。1ヶ月位くれねぇかな、そうなるともう休職か。
タイトルにも書いてるし前回の記事で非常に驚きなニュースがあると言っていたがもう既に情報結構明かされているので言ってしまうとFFTイヴァリースクロニクルズ、元であるPS1版から新要素や調整を含めたエンハンスドモードと原作を忠実に再現したオリジナルモードが楽しめる決定版。9/30日発売予定。
今回の雑談はこの作品の話に絞ってお伝えしたいと思う。
今回はマジで知らない人向けの説明をほぼ入れてないので知ってる人しか分からない情報まみれです。申し訳ない。
でもファイアーエムブレム等シミュレーションゲームが好きな人なら絶対楽しめると自信を持ってオススメ出来る作品なので興味がある人は是非購入を検討してみて欲しい。

発売されると聞いて沸きましたね、個人的に間違いなく今年で一番騒いだレベルです。
何を隠そうFFTは自分がシミュレーションゲームが好きになった1作で、自分の人生の中でプレイ時間が長いゲームランキング多分3位か4位になる位にやったしやり込んだ。自慢じゃ無いが1000時間は絶対やってる。現在では元のPS1版、リメイク版のPSP版、そしてリメイク版準拠のスマホ版の3つがあると思うが、その中でもPS1版を今回はリマスターした作品。
明言されてたけどリメイクのPSP準拠じゃないので追加ジョブや追加イベント、当たり前ながら通信機能は無し。重過ぎる事で処理落ちゲーと言われたPSP版だけど、追加キャラ、追加ジョブ、追加イベントは結構良かったと思ってる(たまねぎ剣士は……うん……)から続投して欲しかったんだが仕方ないか。
バランスブレイカーのバルフレアどうなるんだろうって思っていたが無いですね。暗黒騎士とかかなり好きだった。
それと明言されている調整点は、
➀使い勝手の悪かったアビリティの調整(上方修正)
明言されているのは弓使いのチャージと召喚魔法。その他にも色々されているらしい。
確かにチャージは正直使えない……というか弓使い自体そんなに有能なアビリティがある訳でも無く(精神統一は悪くは無いが結局後には使われなくなる)
微妙だったが強化されるとの事で楽しみである。
やっぱりシミュレーションは弓チクゲーになるのは宿命ではあるが、FFTは弓のほぼ上位互換の銃が居る為弓は次第に使われなくなる。弓は曲射が出来て障害物の裏からとかでも撃てたりするが、結局テレポや高低差無視を付けて高台を取れば大体何とかなるし。上方修正だけで無く、逆に下方修正で強過ぎた所も調整されているんでしょうかね。
召喚魔法はまぁ、そんなクソと言うまででは無かったとは思うが扱いにくい物ではあったので嬉しい。エフェクトとか詠唱文とかカッコイイし。(なお状況によってはPS1版だと処理落ちする模様)
何で扱いにくかったかと言うならばCTの問題上結局算術使えば良いからだったと思う。算術の利便性は変わらないと思うが、折角なら召喚魔法も使いたいですね。
特にすぐ下で書いたがクラウドには要注目。
②クラウドの参戦時期
本来ならchapter4でややこしいイベントの数々をこなした末に参戦するスペシャルゲスト。ソルジャーという固有ジョブで参戦し、当時プレイヤー達を湧かせた。
FFの中でも非常に有名で人気なキャラだけあって湧かせたのは事実なのかも知れないが、作り込みが甘く残念な点が複数。
1.今回の調整でもある通り参戦時期が遅過ぎる上に参戦させるまでのイベントが長い。ほぼ終盤なので0からの育成(パーティーの育成具合によるが)は中々ハードルが高い。
そのイベント自体は有能な装備やFFTの中でも最強とされるキャラが仲間になる事もありやる価値はあるが、正直クラウドはオマケレベル。違う作品だからしょうがないのはあるが、仲間になってからのイベントがあったりする訳でも無い。
2.武器はとあるマップで1つだけ入手出来る剣(マテリアブレイド)固定になる。と言うのも、他の武器も装備は出来るがクラウドのジョブであるソルジャーのアビリティ、リミットはマテリアブレイド装備時じゃないと使えない。
3.その癖してマテリアブレイドは対して強く無く、リミットも全体的に癖が強く扱いにくい。シミュレーションというシステムにイマイチ嚙み合っておらず、残念ながらクラウドのステータスもそこまで強く無いのでぶっちゃけて言うと弱い。
という複数の問題があり仲間にしたのは良いが倉庫番になった人は多数居たと思われる。育成に関しては何とかなるしせめて武器変えてもリミット使えたら多少扱いもマシだったと思うが……今回は参戦時期が早まるという事だが、どこら辺になるのか正直検討が付かん。そんでもって更に正直にぶっちゃけると参戦時期じゃなくてキャラ性能をどうにかしてないと使われないんじゃないかって思う。明言していないだけで上記で書いてある通り様々調整を行っているという事なので、救いがあると信じましょう。
まぁ調整するとするならCTでしょうね。
③ランダムバトルは撤退可能
強制戦闘はやはりストレスにはなっていたし、これにより縛りプレイも非常に楽になった事でしょう。酒場の依頼とかで日数経つの待つのも楽になるね。
④エルムドアの源氏シリーズ
大事な事なので。ここで黒本って言って分かる奴は分かってますね。
有名な話として北米版は盗めるが、日本では許されなかったらしい。
って初めは書いていたんですけど!
何とビックリおったまげた事にエンハンスドの方では盗める様になるらしい、たまげたなぁ……
ただ恐らくオリジナルの方は盗めないままだと思う。間違ってたらごめんね。
実はPS1版では下記のバグの所で解説するバグを使えば源氏装備を使う事が出来るのだが、それをしなくても使える様になる。嬉しいです。
実は言うと良く騒がれる源氏シリーズ、性能だけで言うとそんなに強く無いです
源氏の盾、鎧、兜、小手が存在しするがその中でも小手以外は正直その頃の市販の物を少し強くした程度で最終盤の市販品には負ける。
だがそれでも人気と言うか話題になるのは某クラウドのストーカーにそれとなく似ている人が源氏シリーズと正宗を携えている点であろう。源氏シリーズと言えばFFではほぼ皆勤レベルで登場している代表装備+正宗は流石に狙っているとしか思えない。
説明も短いがカッコイイしプレイヤーを興奮させたのは間違いない。
結局ロマンとかその辺に弱いんですよね。オレモソーナノ
⑤バグ修正
実はPS1版は結構複数バグがある(と言っても通常プレイではまず出会う事は無いものばかりだが)
その中にはゲームバランスを破壊する物も多数あり、PSP版からは修正されている上に更にバグ修正を行ったのが今作らしいのでバグは出るんでしょうかね。
ちなみに余談としてPS1版限定のゲームバランスを破壊するバグを幾つか紹介する。多分ここは既プレイの人間しか分からないと思われるのでどうでもええ方は無視して下せぇ。
1.Jp無限(制限はあり)
Jpというのはジョブポイントの略であり行動をする度に経験値と共に上昇するポイントの事。これが一定数貯まるとジョブレベルが上がったり(累計で)ジョブポイントを消費する事でアビリティを覚える事が出来る。
なおジョブレベルというのは、今作はFF3や5の様にジョブチェンジが可能でありジョブレベルが一定数になると他ジョブへジョブチェンジ出来たりする。後述するがジョブの中には複数のジョブが一定レベルに上がってる事が条件の物もある。
説明はともかく、これを特定の操作を行う事でカンストの9999に出来る。
ジョブレベルが1であろうと全てのアビリティを覚える事が出来たりもするが、ゲーム上の仕様として全てのアビリティを覚えたらMaster☆となりジョブレベルが上がらなくなる(通常プレイだとMaster☆になる頃には全てのアビリティを覚えている)のでもし1なんかでMaster☆にしてしまうとそれ以降の一定レベルが必要なジョブになれないという思わぬ罠があったりする(バグなので罠というのはおかしい話だが……)
とは言え上手く利用すれば黒魔法や侍の引き出す等ジョブレベルが8(上限)になってもまずマスター出来ない様なジョブをマスターしたい方には有用なバグ。
2.全てのアイテム無限
個人的にやはりこれが1番狂っているか。
やり方は非常に簡単、ゲームスタート画面でtutorialを開いてダーラボン先生のありがたーいお話(当社比)が始まったら即リセット。そしてそのままゲームを始める。
3章までは何も無いです。3章になり毛皮骨肉店(モンスターを特定のアビリティをセットして倒すとアイテムが獲れる。ここ限定のアイテムも多い)が相手から訪れてみると、あらビックリ今作に存在する全てのアイテムが99個買える。
しかも本来であれば売っていない物は1ギルで買える。
これは上記で述べた源氏シリーズも含まれており、国産のPS1版FFTでプレイヤー側で源氏シリーズ使いたい場合このバグを利用するしかない。(不思議なデータディスクという存在が一応あるにはあるが今時入手難易度が非常に高い上に結局チートと同じ扱いなのでまぁどっちもどっちかな……)
3章が始まった時点で裏ダンジョンで個数限定で手に入る様なクソ強装備が大量に変えてしまえばもうゲームバランスは一瞬で崩壊する。
PSP版は共同戦線という通信要素を利用する事で一応源氏シリーズを入手する事は可能だが、ソロプレイでは出来ません。
PSPとソフトをもう一台用意するかお友達を探しましょう。なおゲームソフトにお友達は付いてきませんよ。
このバグはどうやら原理は解明されているらしいがここでは省く、気になった人は調べてみてね。
PS1版では無くリマスター版の話に戻すと、その他多数システム面での変更が。
➀UI周りの進化

エンハンスドが新しい方だが、見て分かる通り昨今のゲームに良く見られる様なUIになっており、何より思ったのが行動順番が一目で分かる様になっている(画面左)
オリジナルの方ではアクティブターンというのがあり(行動順が分かる表)これを常に確認するのがポイント。ちなみにラムザくん(主人公)を編成画面での固有セリフとして「アクティブターンを常に確認しよう。それが勝利への近道」というのがある。正にその通りではあるのだが、エンハンスドの場合だとどうなるんだろうか……行動順を確認しようとかになるのかな?
②ジョブツリー

ジョブツリーが分かる様になっている。先程少し説明したがPS1版では特定のジョブでは複数のジョブレベルが特定レベルまで上がっている事が条件だが、PS1版だとある程度条件のレベルに近付かないと分からない仕様だった。
だが本作では画面の様に一目で分かる様になっている。勿論これは良いポイントではあるのだが、ほんの少し寂しさを覚えてしまう。条件が分からないのであれやこれやと試行錯誤をしてレベル上げを行ったら分かりました、ってなった時の達成感もまた良かったと思えるのでそんな感情を抱いてしまった。
まぁこの意見は100%懐古厨、厄介オタクの発言ですな。条件が変更されてないなら必要なジョブレベルとか多分覚えてるけどね。
③ボイスが付いた
ストーリーは勿論、何と詠唱文にも付くとの事。やったぜ。
FFTは魔法や技を撃つ際に確率で詠唱文を言う。全体的にカッコイイ詠唱文が多いので確認する為だけに頑張った人も居るのでは?オレモソーナノ
ラムザのCVの立花慎之介さんを始め多くの著名な声優が声を当ててくれる。
大塚ボイスのオルランドゥや高木ボイスのガフガリオン。そしてこのFFTを語る上では欠かせないアルガスのとあるセリフもしっかりと声付きで堪能出来る。非常に楽しみである。
④仲間数が50体に
マジで神ポイント。
ただでさえFFTは仲間に出来る数が多く、PS1版だと上限16名であり全てのゲストキャラを仲間には出来ない。加えて汎用キャラやモンスターまで仲間にしたいのであればそれだけ削らないといけなかったので個人的にはマジの嬉しいポイント。これであの兄妹や剛剣お姉ちゃんとかその他除名しなくて済むね。
⑤俯瞰視点で確認出来る
俯瞰(上から)見る事が出来る様になる。さり気ないシステムの様に見えるがこの手のシミュレーションをやった物からするとかなり有り難い。
原作をやった者からするとこの機能の有難みは良く分かると思う。クソとまでは言わないが結構視点変更のストレスを感じるステージが幾つかあったのでこの機能はとても嬉しかったりする。
⑥編成画面が実際のステージで調整が行える様に
これもさり気ないが良調整。実際にステージに移ってみたら思わぬ所に居ましたみたいな事もあるにはあったので地形関係やらハイトを見ながら編成出来るのは非常に助かるポイントである。
情報としてはこんな所だが、個人的に調整しておいてほしいポイントを述べると、
➀キャラ調整はホント頼む
追加のバルフレアを除けばこのゲームでバランスブレイカーとされるオルランドゥは強過ぎるし、ベイオーフはともかくレーゼはある意味オルランドゥを超えるバケモンだし、上の方で話したがクラウドや、さっき話したマラークとララァという兄妹は弱過ぎるし裏ダンジョンの一番奥で仲間になる実質隠しキャラは正直使いにくいし、
正直PS1版は育成にもよるが敵側が味方側のインフレに追いついておらずこちらも有名だが某ハイレグラスボスはあまり強く無いし厳しく見ると全体的にゲームバランスがあまりよろしくは無かったりするのでその辺りを頼みたい。
後ものまね士もう少しなんとかして。FF5と違って難しいって。
②ラムザ君もう少し強くしてもええんやで(ニッコリ)
暗黒騎士が無いので恐らく最終的な最強ジョブは見習い戦士になると思う。
見習い戦士というのは初期ジョブの1つで本当に基本的なアビリティしか覚えないのだが主人公特権という物なのかラムザ君はガッツという物に変更されており変わった技を扱える。
その中でもchapter4で使える様になるさけぶが非常に優秀な上につよつよ騎士剣を装備出来る様になるので完璧に育成を終えた場合忍者か見習い戦士になると思われる。
とは言え、バランスブレイカーとされる方々には遠く及ばない上にステータス補正もそんなに高い訳でも無いのでかなり影が薄い(裏の英雄ってそういう……)
別にどうとでもなるが、折角の主人公なんだから活躍させたいじゃん。最悪アルテマもう少し強くして欲しい。取得難易度と性能釣り合って無いです。
③ディリータ救われて欲しいです……
恐らくストーリー上に大きく変更がある訳では無いと思われるが、改変があってもワイは良いと思います。本作のエンディングは松野節と言えば確かに松野節なのでそれはそれで批判が飛びそうだが、ホント救いがあってもええんじゃないかって位可哀そうなキャラクターなんスよディリータって。
④BGMききたいは続投させて♡
アレの曲の説明が最新ハードでも見たいんだよ!
こんな所か。何かすっごい適当な様でしっかりと好きに書いたけど、本当にこのゲームは俺のゲーム人生を語る上では欠かせない思い出の一作なので、そんなゲームがリメイクされると聞いて買わないなんて選択肢は最初から存在しないんですよ。
FFの中では異質だが素晴らしい作品なので、是非皆様もプレイして欲しいなと私は思います。
最近ゲームをする時間が無いとずっと言ってるけど、その中でも何とか捻りだしてプレイしたい。
思い出に浸りながらPS1版やらとの違いを感じながら感動したい。期待しているぞスクエニ。ドラクエ1&2リメイクも買うからな。
一旦この記事は終わっておく。また何か情報が来たら追記しようとは思うが、楽しみにしながら仕事頑張りますゥ。生きがいが出来て良かったね(ゲス顔)
それではまた次の記事でお会いしましょう。
お ま け(久々だな!)
余談だが、今作を制作するにあたってオリジナル(PS1版)の完全なマスターデータ(完成版のソースコード)を探したが見当たらなかったらしい。なのでファンサイトからソースコードを探して来たり、PS1版やPSP版を実際に当時のスタッフが集まってプレイしてあれこれ調整点や追加要素を考えたらしい。サスガダァ……俺も混ぜて。
その姿勢には深々と頭を下げて最敬礼したい所である。
いや残して無いんかいっていう人も居るかも知れないが、ゲーム製作に必要なアプリケーショとは別にソースコードのバージョン管理システムが当時は無くて管理が非常に難しい時代であったらしい。
と言うのも、管理ソフトもあり、アップデートを行っていくのが主流となった現代と違って当時は基本発売して終わり!閉廷!の時代(あまりにも酷いバグがある事が判明して修正版を出したソフトもあったが)だったのでソースコードを管理しておくコストを考えるとポイしていたのも別に珍しく無かったと思われる。
Nintendoはその辺りどうだったんだろうかね。
スクエニで言えば有名な話として今やスクエニの代表タイトルであるKH(キングダムハーツ)の初代のマスターデータも現存していないらしい。なのでリミックスを作る際には今回と同じ様に苦労したそうな。
プログラマー含めたゲーム制作に関わる方々の努力が伺えますな。
おしまい。